九寨溝・黄龍への行き方(個人旅行)

世界遺産黄龍の滝
黄龍:下山途中に振り向くとこんな光景

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このページでは、個人旅行の場合について説明します。日本からのツアーについてはこちらのページを ご覧ください。

九寨溝への行き方は大きく分けて、陸路(成都からバスで向かう)と空路(中国国内の都市から四川九寨溝黄龍空港利用)とがあります。私た ちが利用した現地ツアー情報も含め、「陸路の場合(完全個人旅行・現地ツアー利用)」「空路の場合(完全個人旅行・現地ツアー利用)」につい て順に説明 します。


陸路で行く場合

陸路を利用する場合、一旦四川省の省都成都へ入るのが一般的です。成都へは東京からの直行便もありますし、大都市ですので他の都市からの空 路陸路いずれのアクセスも良く、問題なく到着できるでしょう。ちなみに、私たちは関空から上海へ飛び、上海で3日ほど滞在して から飛行機で成都へ渡りました。

浦東をのぞんで
上海の朝。浦東をのぞんで。時間があれば九寨溝だけでなく、成都に行くまでに他都市も訪れてみたいですね。

成都ないしは中国の都市へのフライトは、旅行サイト等で予約するといいでしょう。

私が最近よく利用しているのは、エ クスぺディア(Expediaという世界最大のオンライン旅行会社です。エクスペディアについてはこちらのページで詳しく書いています。

エクスペディアでは航空券だけ予約してももちろんOKですが、一番お勧めなのは、「ダ イナミックツアー」といって、「航空券と現地での宿(1泊だけなどでも可)」を自由に組み合わせた自由にカスタマイズできるツ アーです。

安いお値段でフライトと宿を組み合わせて予約できるのでとても便利です。

では、次に成都から九寨溝への行き方をご紹介しましょう。

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成都から九寨溝行きの長距離バスを利用する

完全なバックパッカー旅行ならこちら。成都から個人で九寨溝行きのバスを手配して現地まで行く方法です。

成都の新南門と茶店子のバスターミナルで九寨溝行きのチケットを購入できるようです。所 要時間8〜10時間。人気の路線なので、余裕を持っ て購入するべし。九寨溝付近の安宿で一泊か二泊してまたバスで黄龍へ移動するのが良いでしょう。高度の低い九塞溝を先に観光して、高度に体が 慣れた翌日以降に黄龍に行ったほうが、高山病の心配が軽減されます。黄龍へのバスチケット(所要時間2〜3時間)は九寨溝で購入できるようで す。これも早めの購入が吉。

バスツアーの休憩所
バスの休憩所の露店。バスで移動すると地元の人々の生活が垣間見えるのも魅力。

ただし、繁忙期には九寨溝・黄龍で入場者制限があり、ツアー客以外受け入れてくれないという 情報もあるので、その点だけは注意が必要です。

成都で現地ツアーに申し込む

私たちが取った方法です。成都には、多くの旅行代理店があり、ほとんどの代理店で、九寨溝・黄龍行きのツアーを取り扱っています。

ツアーも、バスツアーと飛行機ツアーが あり、私たちは成都の「交通飯店」というバックパッカーに人気のホテルに入っている旅行会社で申し込んだバスツアーに参加しました。お店の方 は英語が堪能でしたので、申し込みには不便はありませんでした。ツアーは基本的に中国人向けなので、全て中国語だし、中国文化満載だし、不便 なところもありますがそれも異文化体験と思えば楽しめます。

バス バスツアーで。私たちの乗ったバス。意外ときれいな新型バスです。乗り心地もマル。

バスツアーの良いところは、まず 安いこと。中国人向けのツアーなら3泊4日で3食ついて600〜900元程度(1元は15円くらい)でし た(2005年)。そしてのんびりと車窓からの眺めを 楽しめるのも飛行機にはない魅力です。途中までは岷江沿いをひたすら走るだけですが、2000メートルを超えた辺りからチャン族やチベット族 の村、ヤクやヤギを放牧する様子が見えたり、ヒマラヤやチベットを思わせるような高い山々が連なっているのが見えて、異国情緒が感じられとて も楽しいです。ゆっくりと登っていくので高山病になりにくいのも安心。ツアーには30人くらいの人が参加していましたが、高山病でうずくまる ような人は誰もいませんでした。私は高山病皆無。夫も「なんかちょっとフラッとするような気がしないでもない。」程度で済みました。

岷江
バスツアーで。都江堰から岷江沿いをひたすら走る
黄龍道中の露店
黄龍へ移動する途中の休憩所の露店。チベット族の方々が薬草やアクセサリーを売っています。

中国語は分かるに越したことはありませんが、分からなくても心臓が強ければなんとかなると思われます。私 たちの旅行記を参考にしていただけたら嬉しいです。

2.空路を使う場合

九寨溝黄龍空港を利用することになります。飛行機を利用すると時間が節約できるのは大きな魅力ですが、やはり旅費がかさむこと、標高500 メートルの成都他の都市から飛行機で急に3300メートル地点に連れて行かれるので、高山病には注意が必要です。

山々
飛行機を降りると、こんな山々が見えるはず!九寨溝は目の前です。

空港から、黄龍・九寨溝へはそれぞれリムジンバスが出ているようですので、利用されるとよいでしょう。ただ、特にハイシーズンは九寨溝自然 保護地区への入場券のチケット購入に時間を要したりと、ともかく忍耐力が必要とされるようです。時間には余裕をもって行動されることをお勧め します。

現地ツアーで空路を選ぶこともできます。この場合は、陸路と同じく成都(ないしは他の都市で)旅行代理店でツアーを申し込むだけです。

※私たちが旅行した2005年時はそれほどでもありませんでしたが、2010年ごろ以降でしょうか、九寨溝・黄龍へは中国国内からの旅行客 も大変多く、ホテルの予約、移動時の渋滞、自然保護区への入場券の確保など様々な課題がありなかなかスムーズに進まない場合もあるようです。 時 間に限りがある場合は、日本からのパッケージツアー、節約旅行の場合もできれば現地ツアーを利用されることをお勧めします。


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