成都着編(九寨溝・黄龍旅行記2)

上武候祠入り口
武候祠入り口

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2005年9月6日

9月6日朝。九寨溝・黄龍への足がかりとなる成都への出発の日です。 いよいよ九塞溝・黄龍に、と思うと、ついウキウキ興奮してしまう私たち2人でしたが、四川航空は 中華系だけあってとってもサービスが悪くウキウキ気分30%減。ガイドブックを見ながら気を取り直して飛ぶこと40分。飛行機は「タイヤ外れた?!」と思わず心配になるようなジャンプを繰り返しつつ空港へ到着しました。

成都での宿は、最初から個人旅行者になにかと便利というので有名な「交通飯店」に決めていたので 空港バスで市内へ向かい、バスターミナルから歩いてホテルへ向かいました。途中とっても三輪タクシー(リキシャ)の勧誘がうるさかったのですが、ゆっくり歩いていきたかったので20分ほどかけてのんびり移動しました。最初の宿だけは決めておきたいという場合、 楽天トラベル(中国ホテルのページ) などを利用するといいと思います。安く予約できますよ。

楽天トラベル 中国ホテル予約のページへ

成都の街
成都はいつもなんとなく曇ったような色の街。上海と比べると、まだまだのんびりした印象の街。自転車率も高いです。
交通飯店は(ほぼ)川沿いに立っています。交通飯店を出てすぐの川岸で。

交通飯店は噂に聞くとおり、本当に便利で使いやすい宿です。英語が通じて対応も悪くありませんし、部屋や設備の満足度も高いです。

私たちは、洗面・トイレつき、シャワーは共同の2人部屋に泊まりましたが、部屋代は2000円くらい。 もちろん豪華さはゼロですが、きちんと洗濯されたシーツがかかり、部屋も古いけれど整頓されて 気持ちよく利用できるレベルでした。HPに掲載できるような宿の写真を撮っていないのが残念です。

本当に、長期旅行者にはありがたい設備が整っており、私が特に嬉しかったのは、洗濯室があって、洗濯物を洗濯機でジャンジャン洗って干せることです。部屋の中でなく日の当たる場所に干せるので乾きも速いし、 嬉しくて到着したらすぐに洗濯開始しました。そして、安いインターネット室があるのもありがたい。 私はここから日本の両実家にメールして旅の様子を知らせていました。

交通飯店はインターネット室のPC。古いタイプだけれど回線もそれほど遅くなく、ちょっとメールするには充分。

フロントでは外国人向けの市内ツアーなども紹介してくれるので、空き時間があるときには、相談してみるといいかもしれません。私たちも、ツアーの最終日はホテルに帰ってから、伝統芸能ショーをフロントの紹介で見に行きましたが、行って正解でした。詳しくは「都江堰見学・成都へ」をごらんください。

バスターミナル
交通飯店はのすぐ隣は新南門バスターミナル。ここから各地への長距離バスが出ているのでとても便利。写真は、私たちの宿泊した部屋からバスターミナルを撮影したところです。

肝心の九寨溝・黄龍ツアーの申し込みですが、 一階の正面玄関あたりに、3つほど旅行会社が入っており、そこでツアーの申し込みができます。3つ別々の会社だと思うのですが、店の人は入り混じっており、どうもどの人がどの店の担当者なのかよく分かりません。各旅行会社の壁に九寨溝・黄龍だけでなく、市内観光から、峨眉山・楽山大仏、三峡下り、パンダ見学、チベット方面など多くのツアーの案内が貼られているので興味のあるツアーを見つけたら、その辺にいる方に話しかけてみればよいと思います。

私たちもそこで英語を話す担当者を見つけて、九寨溝・黄龍のツアーに申し込みました。ちなみにバス利用の3泊4日のツアー3食付で、一人850元でした。全員が英語が話せるわけではないと思いますが、だいたいいつも誰か一人英語の堪能な人がいて、外国人慣れしているので申し込みや手続きはスムーズです。(日本語が通じるかどうかは未確認)

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成都も大都市 ですが、上海と比べるとまだまだ発展途上。街全体がのんびりした雰囲気です。お茶の名所(特にジャスミンティー)ということもあってか、あちこちに茶館があり、特に川沿いにオープンカフェ風に並んだ茶館(茶店)は素敵な雰囲気。地元の方は麻雀をしたりおしゃべりをして過ごしているようです。

茶館は夜もオープン。せっかくなのでお茶を注文して、歩きつかれた足を休めつつ、しばし茶館の雰囲気を楽しみました。

成都での観光は、なんといっても三国志で有名な武候祠。蜀王劉備玄徳の墓、昭烈廟に後から諸葛孔明が合祀されているそうです。それほど三国志好きではないけれど、やっぱり成都に来たからには行っておかなくては。実は私は大学生のときに成都に来たのですが、卒業研究で少数民族のチャン族の村に調査に行くための調査旅行の道中で、武候祠には行きそびれていたのです。入場料は60元。中国の物価を考えると高いけれど、せっかくなのでもちろん見学です。

奥に見えるのが諸葛孔明様です!

武候祠を出るともう夕暮れ時。武候祠の隣は、成都錦里といって、蜀漢時代を再現した街並みがあり、観光客の人気を集めているという情報を仕入れていたので、そこを歩いてみることにしました。2004年に完成したものだそうですが、なかなか趣があって歩くのが楽しいところです。もちろんお土産やさんやレストラン、川劇の劇場などお商売メインですが、ブラブラするのが楽しい。三国志に興味がない方もここをブラブラするのは楽しいのでは?

成都錦里 成都錦里では、こんな屋台もあります。食べ物もたくさん売っているので、チャンレンジしてみては?私たちは、竹筒ご飯や串焼きなどを試してみました。お腹は壊しませんでしたよ。

2005年の情報ですので、現在とは異なっている点があるかもしれませんが、その点はどうぞご容赦ください。

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