九寨溝・黄龍へ出発編(九寨溝・黄龍旅行記3)

川主寺ボン教寺院
川主寺のボン教寺院

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2005年9月7日

いよいよ、九寨溝に出発する日がやってきました。ツアーの集合場所は交通飯店のロビー。ツアーバスが、ホテルを回ってお客さんを拾ってくれるので楽チンです。ただし、中国のツアーの集合は、午前6時とか5時とかでとにかく早い!私たちも、寝坊しないように早寝をして臨みましたが、やはり興奮でそうそう早くは眠れず目をこすりながらの出発でした。

私たちの後にも3つほどのホテルや宿泊施設を回り、成都市内を1時間ほど走ってからバスは九寨溝へ向けて出発しました。私たちが乗ったバスは、ごく快適な新しい型の大型バス。総勢30名ほどで、職場のグループ旅行や、夫婦連れが何組か、そして外国人は私たち2人と、フランス人の50歳くらいの女性というメンバー。

ガイドさんは20代半ばくらいの女性で、中国語以外一切通じず。私は中国語は私が超カタコト、夫は全くのゼロなので、一抹の不安もありましたが、バスに揺られてこれから見られるであろう景色にワクワクしながら出発です。

バスツアーで私たちの乗ったバス。

バスは、成都市内を出て都江堰(とこうえん)市方面へ向かい、そこから岷江という川沿いを北へと走りはじめました。岷江沿いの道は、道路も舗装され、道幅片側一車線が確保されており、バスはスイスイ進みました。車窓からの眺めを楽しみながら、シートに体をもたせてのんびり気分でドライブを楽しめます。

バスツアーでは日本と同じように、途中売店とお手洗いのある休憩所へ立ち寄ります。食事が口に合うかなどの不安な要素もあるので、休憩所では果物やお菓子などを多めに仕入れておきました。お菓子も果物も安いものなので、色々買って試してみるといいと思います。

中国といえば心配なのはお手洗いですが、確かに田舎の小さい休憩所では、仕切りだけでドアなしのお手洗いもありました。心配な方は、バスでの移動中はなるべく水分を控えたほうが良いかもしれません。

バスは、岷江を順調に北上し、お昼前に2回目の休憩所に到着しました。こちらはガソリンスタンドも備えた大きな休憩所。既にチャン族自治区に入ったらしく、露天で果物やアクセサリーを売る人々の中には、民族衣装を着たおばさんたちもチラホラ。[シ文]川という、九寨溝観光の中継地となる街の近くです。

アクセサリ露店

この休憩所を出発してほどなくすると、なんとバスが止まってしまいました。どうやら、前方で事故があり、渋滞している様子。みんなバスから出て記念撮影をしたりワイワイと話をしたりしていましたが、幸い一時間弱で出発できることになり一安心です。

仕方なくバスから降りて、記念撮影。こんな景色の中をドライブします。
ふと下を見ると、ボートで川くだりを楽しむ人たちが。

2時ごろ、小さな食堂に到着しみんなで昼食。10名づつくらいテーブルに着きます。料理の品数は8品くらいですが、中華なので当然大皿に盛られて出てきます。それをみんなでつつくので、おいしいものはすぐなくなります。私たちのツアーでは毎回おいしいと思えるおかずが数品はありましたが、どうしても日本人には不向きなものもあるので、口に合うものは遠慮せず頂いておいたほうが賢明です。中国人にはあまり遠慮の文化がないので、遠慮していると何も食べられないという事態が発生します。

昼食
ご飯はいつもこんな感じでみんなで食卓を囲みます。

この辺りまでは、車窓からの眺めはどちらかというと漢民族文化の色合いが強かったように思いますが昼食後くらいからは、完全に少数民族の自治区の色合いが濃くなってきました。相変わらず岷江沿いを北上していくのですが、山肌には、かつて段々畑だった場所の跡が残り、山の中腹に見えるチャン族の村には石造りの建物や、独特の高い塔。学生時代の調査旅行で、このあたりまでは来たことがあるので、懐かしく思い出しつつ車窓からの眺めを楽しみました。

岷江沿いの眺め
川沿いのこんな風景を見ながらドライブです。
元段々畑2
もともと段々畑だった山。今は荒れてしまっています。私が大学生だった10年前は本当に見事な畑でしたが、時代の移り変わりが感じられます。

そして夕方6時過ぎ、今日の唯一の観光場所の寺院(恐らく川主寺のボン教の寺院)へ到着しました。この寺院は色とりどり!お寺の裏の山には、たくさんの旗が立っており異国情緒満点。ここでは館内は撮影禁止。私たちは説明を聞いても分からないので、館内をグルグル回って観光するだけでしたが初めて訪れるボン教寺院に興味津々でした。中国人の方々はお布施を納めたりしていましたが、お布施を収めると、何やらたすきの様なものがもらえるようです。同じツアーに参加した中国人のおじ様の話をなんとか聞き取ったところ、お布施の金額によってたすきの色が違うようです。

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ボン教寺院2
寺院の前庭から寺院を臨んだ風景。空の青さに、旗、寺院の屋根のコントラストが美しいです。

お寺の前にはお土産やさんもあり、特産品の毛織物やチベット族の民芸品を売っていました。私たちも防寒も兼ねてひざ掛けを2枚購入。一枚30元とか50元とかで買えます。

ボン教寺院みやげ物
お土産やさんでは、こんな風にストールやひざかけを並べて売っていました。

お寺の観光を終えると、川主寺の街へ移動し、生源賓館という小さなチベット風のホテルに宿泊することになりました。川主寺は、九寨溝や黄龍の観光の足場となる街らしく、1キロくらいの道沿いに安宿風のホテルと土産物屋が並び、団体ツアーのバスがいっぱい。有名な九寨溝シェラトンなどは、もっと九寨溝に近いところに建っていますが、こんなバスツアーで利用するようなホテルは川主寺に集まっているようです。

この外観からも分かるように、ホテルのランクは安宿のレベルですが、清潔感は保たれています。ただ、山奥なので、お湯の出る時間が限られており注意が必要。ガイドさんが、何時から出ますよ、と教えてくれますが私はうまく聞き取れないので、何度も聞き返して大変でした。何しろ、標高3000メートル地点なので夏とはいえ朝夕は京都の初冬なみの寒さ。水シャワーなんてとんでもないことです。ちなみに、少し心配していた高山病は、バスでゆっくりと登ってきたためか全く影響なし。ツアーの誰も気分が悪そうな人はいませんでした。

生源賓館
川主寺で泊まったホテル

夕食はまた10名でテーブルを囲むスタイル。山岳部なのでキノコが名産品なのか、キノコがたくさん使われた料理が並んでいました。料理は、おいしくいただけます。夕食時に、ガイドさんが部屋の鍵を配ってくれるのでそれを持って各自部屋に帰ります。

しかし!ここで問題が発生。2人部屋を予約していたはずなのに、部屋がないから、となんと、私は他の中国人女性と3人で、夫は他の中国人男性と3人で泊まってくれと言われたのです。一応新婚旅行なんですけど。つたない中国語で「絶対イヤ!」と大抵抗しましたが「だって部屋無いんだから」の一点張り。交通飯店の旅行会社に、電話もかけて(これは英語です)交渉しましたが、彼も交渉はムリとのこと。諦めて別々の部屋に引き上げかけた頃、フランス人の女性がどうしたの、と話しかけてくれ、状況を説明すると、彼女は一人部屋を予約していたら部屋にベッドが3つあったから、良ければ、そこで3人で泊まりましょう、と言ってくれました。大感謝です!お陰で、不安な思いをせず夫と共に過ごすことができ、フランスの話なども聞かせていただけて、楽しい夜でした。

夕食後は、満天の星を見ながら、お土産やさんを冷やかしに。手触りの良いカシミヤのストールなどが30元(400円くらい)で売られており、お土産に買い込みました。ひざ掛けなどもとても安いので、気に入った柄があれば買うと良いと思います。成都に戻ると倍以上の値段で売られていたので、買うならこちらが良いのではないでしょうか。

こんなものも売られていました。これ、猫の毛皮・・・?一応控えめな画像で・・・。

9時ごろまでブラブラしていましたが、明日の朝は6時に食堂集合。早めに就寝です。

2005年の情報ですので、現在とは異なっている点があるかもしれませんが、その点はどうぞご容赦ください。

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